湘南運動科学研究所は、2022年にスタートし「運動生理学」をキーワードとしてセミナー、介護予防サポート、研究サポートの事業で健康増進や介護予防を達成することを目指しています。人々の健康で心豊かな生活の実現に健康は重要です。運動生理学は、生活習慣病や介護・転倒の原因を考え、運動機能を維持・増大するための方法を考えるのに役立ちます。運動生理学を通して、高齢者の健康を考えることが当法人の大きな目的です。
また、高齢者の健康増進や介護予防は、皆様も苦労されていることと思いますが容易ではありません。そこで必要となるのが、一緒に考えてくれる人たちではないでしょうか。当研究所では、運動生理学の視点から、大学や医療・健康分野の研究者に協力を得ながら社会に成果を還元していきます。
代表理事
プロフィール
菅原 仁
理学療法士、修士(経営学)、博士(医学)
高齢者に対する低強度トレーニング法の開発と皮膚冷刺激による神経筋活動の変調に関する研究を行っています。高齢者では痛みを抱えている場合も多いため、筋痛の原因と考えられる筋硬結の筋電図研究も進めています。また、体表解剖学に興味を持っており、一般社団法人体表解剖学研究会の監事を務めています。
経歴
1989年に理学療法士免許を取得したのち、湘南鎌倉総合病院、牛久愛和総合病院、茨城県立医療大学付属病院で理学療法業務に従事しておりました。
1998年から理学療法士養成校の教員となり、専門学校、東京工科大学を経て現職となっています。その間に名古屋大学医学部保健学科、東邦大学医学部で非常勤講師を務めておりました。現在、研究は東邦大学医学部生物学研究室で取り組んでいます。
メッセージ
運動生理学の研究は2009年から始めています。運動生理学を学ぶことで、高齢者の健康増進や障害領域でのかかわり方が大きく変わりました。経験的なことからエビデンスベースとなり、特にわからないことは自分で調べる、つまり自分で研究することで疑問を解決できるようになりました。まだ、明らかにしないといけないことは多く、皆様とともに運動生理学を通して精進できればと考えています。